今年の「希望荘作品展」は、空調等の改修工事に伴い、例年の夏開催から年明け1月の冬開催となりましたが、個人・団体共に多数のご出品を頂き、誠にありがとうございました。心より感謝いたします。

 今年の作品展応募総数の内訳は、個人の部に133名・145作品、団体の部が17団体となりました。また、初参加の方が昨年を大きく上回る44名もいらっしゃるということで、皆様方の作品展に向けた熱い思いや積極性を感じることができ、大変楽しく作品を見させていただきました。

 ご応募いただいた作品は、年々レベルが上がり力作揃いで、甲乙つけがたく、審査するのにも大変苦労いたしました。

 個人の部の作品では、作者の皆様の「こんなユニークな発想があるんだ!」「こんな力強さがあるんだ!」など、再発見することができて良かったなと感じましたし、様々な障がい種の皆様が、細かいところにも注意を払いながら、最後まで集中力を持って丁寧に仕上げられた作品がとても多く感動しました。

 団体の部は、各団体の特色が出た楽しい作品が出品されました。今年の作品は、希望荘作品展に向けて、計画的に時間をかけ積み上げて制作された熱量を感じる作品が多く、一致団結感が感じられて、とても温かい気持ちになりました。これからも、皆様の思いを一つにした創意工夫に満ちた作品に出会えることを楽しみにしています。

 今回も素晴らしい作品の数々です。それぞれの作品には、作者の「伝えたい思い」がたくさん込められていますので、作品をご覧になられます皆様にも「その思い」を感じとっていただけると嬉しいです。

来年も、皆様の創意工夫にあふれた個性豊かな作品をお待ちしております。

希望荘作品展審査委員一同

 

希望荘運営委員会

  • 川本 浩右 (希望荘運営委員会 委員長)
  • 宮田 喜代志 (熊本市心の障害者家族会 会長)
  • 西 惠美 (熊本市手をつなぐ育成会 会長)
  • 松本 弘樹 (熊本市ろう者福祉協会 会長)
  • 園田 尚美 (慶誠高等学校 教諭)
  • 星子 和徳 (熊本市社会福祉事業団 常務理事)